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フリーランスエンジニアになったら、どうやって仕事を探す?

2020年04月02日

個人事業主の届出を出し、晴れてフリーランスエンジニア(以下フリーランス)となった方向けの内容です。

フリーランスになったら早速働きたいですよね!

ここではどうやって案件、仕事を探していくか、その具体的な内容を記載します。

ーー 契約形態について

まず、契約形態について記載しますが、
フリーランスは業務委託という形で仕事をするのがほとんどだと思います。

業務委託には2つの契約形態があり

・準委任契約
・請負契約

この2種があります。
業務委託というと、この2種のうちのどちらかを指しているものだと思いますが、実際に契約時にはどちらなのか明確にしておいた方が良いです。
(相手側もあんまりわかっていない場合も正直あります)

この2種の違いに関しては調べればわかる事なので割愛しますが、私の経験上では "準委任契約" で契約を結ぶ事がほとんどでした。

これら契約形態を踏まえながらどうやって案件を探していくか見ていきましょう。

ーー 仕事の種類

まず仕事の種類に関しては下記の4つがあるのかなと考えています。

① 自分の事業を行う
② 知り合いから仕事を受ける
③ エージェント会社から仕事を探す
④ アウトソーシングサービスを利用して仕事を探す

 - ① 自分の事業を行う

こちらは自分でサービスを開発して収益を作る、というイメージです。

Webサービス、アプリ開発などを開発して広告収益・課金収益などを得ていくものとなります。
作りたいサービス、ヒットすると確信しているサービスがあるのであれば自分で起業し、事業を作っていくのは一つの手だと思います。

別の仕事を受注しながら自分の事業を行う、など並行して進めていくのも良いと思います。

別のエンジニア・デザイナーなどのリソースが欲しいのであれば、知り合いの伝手を探したり、転職サービスから探す、アウトソーシングサービスから探す、など探し方はいくらでもあります。

 - ② 知り合いから仕事を受ける

こちらも人脈が物を言う選択肢ですが、フリーランス前に築いていた関係など、知り合いから仕事の依頼を頂いて仕事するというのも一つの手です。
以前から知っている方ならば信頼関係も構築できているでしょうし、金銭周りのお話もきっちり行えば、口約束程度のやりとりでも問題が発生することは少ないでしょう。

定期的に仕事を得られるのであれば、知り合いから仕事を頂くのが安全で融通もきかせられるので、この選択肢を取れるのであればオススメの選択肢です。
もちろんフリーランスになってからも、人との繋がりは増やしていけるので、後々仕事の関係が築けそうな方や自分の持っていない技術を持っている方などと関係を築いておくとその後の選択肢が広がっていくので、
人付き合いを大事にしていくのも重要です。(フリーランスに限った話ではないと思いますが)

- ③ エージェント会社から仕事を探す

私がメインで使っているのは主にこちらの方法です。

あまりイメージできない、という方のために簡単に説明すると、エンジニアのリソースを欲している会社を案件という形でひとまとめにして、エンジニアとマッチングさせるサービスを行なっている会社です。

技術を欲している会社と、仕事を欲している私たちエンジニアをマッチングさせて、契約まで至った際に報酬の一部を手数料としてもらっている、というものですね。

エージェント会社自体は世の中にはたくさんあります。
私が主に利用したことがあるのは、プロシートやクラウドテック、ギークスなどです

探してみればもっと色々あるでしょう。

このようなエージェント会社に登録して、自分の条件に合った仕事を探す、というも方法の一つです。自分で探すのではなく、代わりにエージェント会社の営業担当の方に探してもらえるので手間はあまりかけず仕事は探す事ができます。

こちらは詳しく書くとかなり長くなってしまいそうなので、また別記事にて記載したいと思います。

 - ④ アウトソーシングサービスを利用して仕事を探す

こちらは

クラウドワークス
ランサーズ
ココナラ

など、自分が持っているスキルを出品する、またはこのようなサービス・デザインを作って欲しい、という依頼があるので、その依頼に応募して契約を取っていくという流れです。

サービスの出品は

自分がこのような事ができるよ!こんなものを作りますよ!

といったスキルをアピールしてお仕事の依頼を待つ、というスタイルです。
興味のある方からDMや購入がくると思うので、それに対応していき、購入して頂いて開発に入っていく、という流れになります。
価格の交渉もメッセージを交わして行い、お互いの了承が取れた段階で価格を提案し、購入して頂く、という流れになります。

また、自分で契約をとる場合は、依頼の一覧から自分ができそうな仕事を選択して応募メッセージを送り、交渉して契約をしていくという流れになります。

- まとめ

この他にも仕事の探し方はあるかもしれませんが、ざっくりこの4つの方法から現在私は仕事を探しています。
①・②については既に確立している信頼関係から仕事が発生するので、他者が間に入らずマージンも発生しません。
代わりに既に人脈を持っている必要があるので、今まで培ってきた関係が重要になってきます。

③は会社を通して案件を探すので中間マージンが発生します。
しかし、基本はエージェント側の方で案件を検索してくれるので案件探しはかなり楽です。

エージェント会社を利用する際は複数同時に使ってみる事をおすすめします。(会社毎に持っている案件の種類が違うため)

どこかで案件が決まったら、案件探しは停止してもらって、また探したい時になったら再度依頼すれば良いわけですからね。


複数同時に使う事で会社によってどう違うのか明確に比較することもできると思います。


また、自分が働きたい業種(ゲーム系など)が決まっていたらその業種に強いエージェント会社を調べてそちらに登録すると効率良く案件が探せるかもしれません。

④ はお金の話で言えば、システムを利用して案件を獲得しているのでシステム利用料が発生します。どのシステムを使っているかによりますが、だいたい10%~20%程度差し引かれる形になります。
価格交渉時に利用料で引かれる金額も気にしながら交渉する事をおすすめします。

以上で、フリーランスエンジニアになったら、どうやって仕事を探す?でした。

③ エージェント会社から仕事を探す に関しては色々とメリットデメリット、ITがブラックだと言われる風潮を作っている要因の一つな気もしますが、上手く使えると非常に効率の良いものになるので、エージェント会社はどう使うか、使うとやばいエージェント会社はどこかなど、より深めな内容をまた後日投稿したいと思います。

Fukuda Keisuke

福田啓介
サーバーサイド・XRエンジニア

普段はPHPメインのサーバーサイドエンジニア。時々Javascriptやスマホアプリなども。最近はXR方面に興味があり、ARやVRの開発を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。

Fukuda Keisuke

福田啓介
サーバーサイド・XRエンジニア

普段はPHPメインのサーバーサイドエンジニア。時々Javascriptやスマホアプリなども。最近はXR方面に興味があり、ARやVRの開発を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。