「理科系の作文技術」を読んで感じた3つの事
2020年07月26日
今回は、文章に関しての理解を深める為、「理科系の作文技術」という本を読んでみました。
まず読み始めて感じた事として、内容が難しく、読みづらさや自分の中で上手く理解できていないような印象を受けました。
その中でも、重要だと思った点、覚えておきたいと感じた点がいくつかあったので、それらを紹介していきたいと思います。
読みづらさにどう対処するか
前述の通りを本の進みが上手くいかず、どうしようかと考えた時の心情を思い出すと
・なぜかわからないが本の内容があんまり上手く入ってこない
・ただ、一回読み始めたので最後まで本を読んでいきたい
・読むのが何だか苦しい、あまり読み進めたくない
このような気持ちになってきました。
そこで考えて実践したのが
読みづらいところは流し読みして飛ばす
でした。
読んでる最中に読みづらさを感じたらその部分は簡単に流し読みして、サッとページをどんどんめくっていく、という感じです。
結論としては、この方法はとても良かったです。
読書中の苦しさもなくなり、興味がある点だけを吸収できたので時間の使い方として効率的になったと思います。
読者を想定する
まず重要な事として
読者に視点に立つ事が重要
だと書かれていました。
読者は、この文章に何を期待しているか考える。という事になります。
これを見た時に、マーケティングの分野で出てくる ペルソナ のようなイメージなのかと思いました。
ペルソナとは、マーケティングしていく中で、自社の製品やサービスの理想の顧客の人物像の事を言います。
例えば、自社で化粧品を作っているとして、その化粧品をどのような人が使ってくれているのか、
- 性別
- 年齢層
- 仕事内容
- 趣味嗜好
- 情報の接し方
など、色々な要素を洗い出して、ペルソナを形成します。
上記のように、読者を具体的にイメージして
そのイメージした読者がどのような文章を期待しているか
を考えることになります。
ちなみにこのブログで想定しているペルソナとしては
・20~30代のビジネスパーソン
・読書を何となくしようと考えている方
・ビジネス書に興味がある、軽く内容を知りたいと思っている方
・フリーランスに興味がある方
などの読者をイメージしています。
また、私自身が今年になってから読書に本格的に挑戦しているので、読書を続けるとどうなるのか、どのように成長できるのかを記録する場としても使うつもりです。
明確な主張を避けるな
本書の主張として
日本人は平均として自分の考えをもっと明確に言い切らねばならぬ
と主張されていました。
これには完全に同意と思いました。
確かに日本人には他の国々の方と比べて、相手をおもんばかって敢えて自分の考えを明言しない言語習慣があるように思います。
これを聞いた時、会社の無駄な会議がまっさきに思い浮かびました。
何十人も会議室に集まって会議を行うも発言するのはほんの数人のみ、だいたいの出席者は会議を聞いているだけ。
このような会議がよく存在するのかはわかりませんが、私が新卒の頃はこのような会議が時々発生していました。
今考えると、非常に無駄な会議かと思います。
最近で会議を行う際は、会議の目的を明確にして、なるべく少人数にして相互にコミュニケーションが行えるような会議の環境を作れるように心がけています。
お互いに発声し、意見を交わす事で非常に実のある会議になります。なにより会議が面白い。
本書を読み、改めてこの考え方を強めようと思いました。
ネクストアクション
本書を読む事で、自分の中で読書の仕方の幅が一つ広がったように思います。
ただ、文章に関しての理解がまだしっかりできているとはいないと感じるので
引き続き文章についての本を読んでいく
ようにしていきたいと思います。